デイケアの求人を探すコツ

確認すべきポイント

デイケアには高齢者のサポートをする介護予防デイケア以外にも、精神疾患を抱えている人が対象となる精神科デイケアなどがあります。どちらもリハビリや社会復帰を目的としていますが、利用者や仕事内容は異なるので必ず確認しておきましょう。
待遇も職場によって異なります。それぞれ独自の福利厚生を設けており、特に注目すべきなのが「食事補助」と「交通費」です。これらの手当がある職場なら負担が少なく済みますので、細かい部分まで確認してください。その他の福利厚生についても抜け目なく確認し、より手厚い補助のある職場を選びましょう。分からなければ面接の際に直接確認してください。デイケアは夜勤がなく日勤がメインですが、稀に夜勤を求められる施設もあるのでこちらも注意しましょう。
職場の雰囲気は見学に行って直接確認することをおすすめします。スタッフ同士の会話や利用者の様子、施設の清潔さなどを確認し、働きやすい環境かどうか、自分に合う職場かどうかを見極めてください。

利用者やスタッフの数も重要

求人を出している施設のホームページなどで利用者の数を確認してください。平均どれくらいの利用者が訪れているのかが分かれば、その施設の信頼度を見極められます。利用者の数が多ければ当然その施設は信頼度が高く、質のいいサービスを提供しているといえます。
また、スタッフの数も重要です。デイケアには介護士だけでなく医師や看護師、リハビリ専門員などあらゆる分野のスタッフが在籍しています。スタッフの数が多ければ個々の負担は少なくなりますが、数を多く見せるために非常勤スタッフや介護に携わらないスタッフの数を合わせて記載しているケースもあります。他のスタッフと連携して働くものの、基本的に介護業務を担うのは介護士です。そのため、介護士の数がきちんと書かれているか確認しましょう。さらに利用者の数と比較することで、どのくらいの人数の割合で対応することになるのかが見えてきます。

どのように探すか

求人の探し方はいくつかありますが、まず挙げられるのは「求人サイト」で探す方法です。介護業界に特化した求人サイトを使えばより詳細な条件から検索できるでしょう。次に挙げられるのが「転職エージェント」です。求人の紹介だけでなく、条件交渉やスケジュール調整も代行してくれます。働きながら転職活動をする人はぜひ転職エージェントを活用しましょう。好条件の求人も豊富です。近くに気になる施設があるなら、直接アプローチしてもいいでしょう。上手くいけばすぐに働き始めることができます。