デイケアで働きたい!

リハビリの種類に応じて利用するデイケアが異なる

デイケアの仕事に興味がある人へ デイケアの仕事に興味があるなら当サイトを参考にしてください。施設の概要や介護士の仕事内容、待遇面、求人の探し方などを紹介しています。

デイケアの種類はひとつだけではない

デイケアの種類はひとつだけではない

需要が伸びている

デイケアの利用者は全国に65万人以上いて、事業所の数も7,500以上あります。その数は年々増えており、社会全体の高齢化の影響が見受けられます。高齢になっても住み慣れた環境で生活したいと考える人は多いので、これからも需要は伸びていくでしょう。

メインは「介護予防デイケア」

デイケアは在宅で暮らしている要支援・要介護認定を受けた人が利用できます。利用の際には医師からの情報提供書が必須で、この内容を基にリハビリ計画を立てていきます。多くの人が利用するのは「介護予防デイケア」です。別名「通所リハビリテーション」と呼ばれます。こちらはリハビリを通じた状態の回復・維持を目的としています。
なお、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームに入居している人は利用できません。一方で、介護サービスを提供していない住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に入居している人は利用可能です。細かい区分についてはケアマネジャーに聞いてみるといいでしょう。

他のデイケア

デイケアの種類はひとつだけではありません。介護予防デイケア以外にも、「精神科デイケア」や「認知症デイケア」などがあります。精神科デイケアは精神疾患を抱えている人が対象で、再発防止や社会復帰に向けたリハビリを行います。午前から午後まで活動するものだけでなく、午前のみのショートケアや夕方から夜間に活動するナイトケアなどもあります。精神科デイケアは主に精神病院や診療所などの医療機関、保健所、精神保健福祉センターなどで行われており、保健所で実施しているものについては無料です。その他の施設で行われるリハビリについては基本的に有料で提供されます。いずれも保険の適用範囲内なので、利用者の負担はそこまで大きくありません。
認知症デイケアは認知症予防のリハビリに特化しています。専門的なプログラムに基づいて様々な活動を行い、情緒の安定や身体機能の改善、生活リズムの改善などを図ります。また、認知症の予防、あるいは進行を遅らせるためには社会参加の場を持つことが重要となります。認知症デイケアに通うことで孤立や閉じこもりを防ぎ、日々の生活に活力を与えます。なお、認知症デイケアは医療保険と後期高齢者医療制度が適用されるので、要介護認定を受けていない人でも利用可能です。利用者の家族にとっても介護の負担を減らせるだけでなく、認知症についての適切な対応方法を学び、可能な限り在宅介護の継続が可能になるといったメリットがあります。

リハビリに特化したデイケアで働きたい人へ

介護士の役割とは 介護士の主な仕事は利用者の身体介助やレクリエーションです。職場によっては送迎を兼任することもあるでしょう。また、医療的ケアに特化した施設なのでリハビリ専門員と連携して利用者をサポートする機会も多いです。
仕事内容と一日の流れ

介護士の主な仕事は利用者の身体介助やレクリエーションです。職場によっては送迎を兼任することもあるでしょう。また、医療的ケアに特化した施設なのでリハビリ専門員と連携して利用者をサポートする機会も多いです。