そもそも「デイケア」とは
デイケアとはどのような施設なのかを紹介します。主に、病気やケガにより入院した高齢者が退院後も必要とされるリハビリや生活支援を受ける施設です。社会の高齢化が急速に進むと同時に、デイケアの需要も大きく伸びています。デイサービスと混同しがちですが、サービスの目的や内容が大きく異なります。また、デイケアにはいくつか種類があり、高齢者以外が対象となるケースもあります。介護士として働きたい人はこれらの基礎知識を覚えておきましょう。
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高齢者向けのリハビリをメインとした施設
支援や介護を必要とする高齢者が病気やケガのリハビリ、食事や入浴などの生活支援を受けるサービスがデイケアです。医療的ケアが行われるので、介護士だけでなく医師や看護師、リハビリ専門員などが配置されています。
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混同しがちなデイサービスとの違い
デイケアとデイサービスの違いを紹介します。大きな違いはサービスの目的で、デイケアはリハビリに特化していますが、デイサービスは利用者の介護を主な目的としています。そのため、スタッフの配置基準も異なります。
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デイケアの種類はひとつだけではない
高齢者が利用するのは「介護予防デイケア」や「認知症デイケア」です。その他に精神疾患を抱えている人が対象となる「精神科デイケア」があります。サービス内容は違いますが、いずれもリハビリや社会復帰を目的としています。
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リハビリに特化したデイケアで働きたい人へ
介護士の役割とは仕事内容と一日の流れ
介護士の主な仕事は利用者の身体介助やレクリエーションです。職場によっては送迎を兼任することもあるでしょう。また、医療的ケアに特化した施設なのでリハビリ専門員と連携して利用者をサポートする機会も多いです。